和の家に作りたい日本庭園風のエクステリア

エクステリアは家の雰囲気に合わせて選ぶことが基本で、まとまりのある外観を実現できます。特に家の様式がはっきりしている場合は、エクステリアとのバランスを考えて準備する必要があるでしょう。例えば和の家屋を選んだ場合は、日本庭園風のエクステリアでまとめることが望まれます。家とのバランスが取れ、家屋からの眺めも外からの眺めも落ち着きある風情が楽しめます。

そんなエクステリアにまとめるために、それぞれの構造物はどんなものが適しているのでしょうか。まずは家の周りを囲うフェンスです。もし家全体で囲いを検討される場合は、土塀や生け垣やブロック塀などが一般的な候補となります。選ぶ際のポイントは、メンテナンスを考えることでしょう。特に生け垣を選んだ場合は、伸びる枝の刈り込み作業が発生します。隣家に伸びて迷惑になることもあるため、手が掛けられるかどうかで選んだ行くことが重要です。また土壁を選んだ場合は、風通しや日当たりに影響が出ることがあるので、環境に合わせて選ぶことも必要でしょう。

メンテナンス面で良好なアルミのフェンスを石を組んだ上に設置して、機能面にもデザイン性にも優れた外構を取り入れるケースも増えているようです。アプローチや庭のエクステリアは、庭石や砂利やタイルなど日本庭園風に仕上げる素材と、植栽をどうデザインするかがポイントです。和を感じさせる庭木やコケなどをプラスして、趣あるアプローチや庭に仕上げていきましょう。日本庭園風のエクステリアの魅力は、時間が経つほどに味わいが増していく点です。また重厚な趣きは、落ち着きのある暮らしを演出してくれます。植栽が多いとどうしても手入れが必要になりますが、その手間が気になる場合は、最低限の植栽でも日本庭園風を目指すことは可能です。植栽はシンボル的な庭木を数本利用し、庭石や灯篭などの置物、竹の間仕切りフェンスなどを利用することで和のエクステリアを実現できます。