日本庭園風エクステリア作り4つのポイント

日本庭園風エクステリア作り4つのポイント

2021年6月11日 日本庭園 0

ガーデニングの定番といえば西洋風のイングリッシュガーデンですが、最近急速に人気を高めているのが日本庭園の要素を取り入れた和風のエクステリアです。
日本庭園風のエクステリアはどんなポイントにこだわると完成度が高くなるのでしょうか。今回は、日本庭園風エクステリアのポイントを4つ紹介します。

自然を再現する日本庭園

日本庭園の基本的な考え方は「自然の再現」です。
西洋庭園が植物の美しさを楽しめる設計を重視するのに対し、日本庭園は本来あるべき自然の姿をそのまま再現するのを最上とします。西洋庭園では全てに手が行き届き調和がとれているのが理想ですが、日本庭園では自然を再現するためにあえて不揃いな部分や手を入れず自然任せにする箇所を取り入れます。
日本庭園風エクステリアをめざすなら全てを思い通りにしようとするのではなく自然任せの遊びの部分を大切にしてください。

あるがままの美しさを活いかす

日本庭園は自然が持つあるがままの美しさをそのまま活かすことにこだわります。
もちろん美しいエクステリアに仕上げるためにバランスや配置を考えるのは当然ですが、おおまかな部分を決めたら細かいところは自然任せにしてあるがままの美しさを活かしましょう。
生命力豊かな草花が見せる自然の姿はニンゲンの手では再現不可能な美しさです。時間をかけてゆっくり広がるコケの緑や雨にぬれる風景など、人の手が届かない自然の美しさが楽しめます。

和風素材を取り入れる

竹や自然石など日本庭園でよく見られる素材を取り入れるだけでエクステリアの雰囲気はぐんと和風に近づきます。レンガ造りの花壇が石積みに代わるだけでも日本庭園風の仕上がりに変わります。
細かいルールはないので自分にとって直感的に和風がイメージされる素材を積極的に取り入れていくと全体的に調和のとれた日本庭園風の仕上がりが期待できます。

和風アイテム雰囲気作り

石灯籠や鹿威し、手水鉢や飛び石など日本庭園でよく見かけるモノを置けばその空間は日本庭園に早変わりします。あまり置き過ぎると窮屈になってしまうので全体のバランスを考えて必要最小限のアイテムを置きましょう。