ヨーロピアンスタイルのおしゃれな庭づくり

どれほど立派な一戸建ての住宅でも、庭がいまひとつだと魅力的には見えないものですし、一戸建ての家そのものがそれほどではなくても、庭がきれいだとそれに惹かれてしまうものです。きれいでおしゃれな庭というのは、その人のセンスが出る部分であり、庭作りに時間とお金をかけるのはとても良いことです。ではおしゃれな庭をどのように作ることができるのでしょうか。

おしゃれな庭に欠かせないもの、それはレンガの花壇、またレンガを敷いた玄関へのアプローチ、また垣根やフェンス、そして芝生や砂利、ウッドデッキなども庭をおしゃれにします。家の外観に調和する美しい庭は、家を引き立てますし、毎日そうした庭を見るたびに心温まります。とはいえこうしたものすべてを取り入れると予算オーバーになってしまうに違いありません。それでどのような庭にしたいのか、ある程度のイメージを持ち、それに沿ってどの程度実現できるのかを考えてみることができます。

おしゃれな庭といえば、真っ先に思いうかべるもの、それはイングリッシュガーデンかもしれません。自然素材を使った庭、ナチュラルなバラを中心とする花を揃え、バラのアーチを作ったり、木製のベンチを設置したりすることができます。花は基本手前に背の低い花を植えて、奥に入るごとに背丈の大きなものを植えて高低差を出したり、グランドカバーとして芝生やクローバーなどを植えることでグリーンビューを出すようにします。イングリッシュガーデンで欠かせないバラですが、バラ以外にもチューリップやラベンダー、ルピナス、ジギタリス、アスチルベといった花も人気であり、季節に応じて花を咲かせますので、これらの配色や時期を考えて花を庭に植えることができます。

ヨーロピアンスタイルの庭は、どれもおしゃれと感じるものばかりです。基本コンクリートはあまり使わないこと、自然素材をたくさん取り入れること、華やかなグリーンが鮮やかな花や木を選ぶこと、そしてシンボリックなツリーを1つ植えてみること、こんな点を意識できるに違いありません。